勝つための秘訣「マナカーブ」を解説(初心者向け)

勝敗を大きく分ける「マナカーブ」

クリプトスペルズを登録して、何度かバトルしていくと、カードが増えていきますよね。でも、デッキ内のカードを入れ替えても全然勝てない、強くならない。そのような経験をされている方は多いと思います。

本記事では、デッキ構築の基本となる「マナカーブ」に関する攻略情報を解説します。

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「マナカーブ」の基本

「マナカーブ」とは、デッキ内の呪文を点数で見たマナ・コスト別に並べ、それぞれに含まれるカードの枚数をグラフにしたときに描かれるカーブのことを言います。

「マナカーブ理論」と言うカードを出せる期待値理論なるものがあり、コストの低いカードは1ターン目に出せる確率が高く、コストの高いカードはゲーム終盤にならないと出せないため出せる確率は低くなるというものです。

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マナ(コスト)とは

「マナ」とは、クリプトスペルズで言う「コスト」のことを指します。カードの左上に記載のある数値が「コスト」です。

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コストは、1ターン目の上限が1から開始し、1ターン経過する毎に上限値が1ずつ増え、最大値で10まで上がります。

コストの上限値を上げるカードがありますが、最大値を超えることはできません。 

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逆に「マナクリスタル」は、ターン内の「コスト」を一時的に増やすカードであるため、10以上に上げることができます。

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カードを引く確率と出せる確率のバランス

「霧の巨人」や「モササウルス」は、盤面に出せばゲームをひっくり返す力を持っていますが、コストが余りにも大きいため、両カードを2枚ずつ入れてしまいますと、手札事故に陥ってしまいます。

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クリプトスペルズは、30枚デッキ構成なので、4枚もの高コストカードが入っていれば、7ターン目までには1枚以上引く可能性は高いですが、戦況的に盤面に出せる確率は低いため、デッキバランスが悪い構成となってしまいます。

そのため、「マナカーブ」を意識するには、1~4コストのカードを多く投入し、コスト5以上のカードは少なくすることが基本戦略となります。

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1~4コストを多く入れる理由

「マナカーブ理論」では、1ターン目に初手に1コストのカードが手札に加わる確率を高めることを基本としています。

執筆現在の環境においては、必ず1ターン目に1コストのカードを手札に無くても、2コスト以上のカードで挽回できるため、2コストのカードを主力にデッキを構築すると序盤の盤面アドバンテージを確保しやすくなります。

1コストは2コスト以上のカードと組み合わせて展開することができるため、使い勝手は非常に良いです。特に「フェンサー」「ゴブリン」は序盤にあるとアドを稼ぎやすいです。

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「前衛」持ちは投入必須

3コストの「溶岩の魔神」や、4コストの「ホルスの門番」は、一部のテーマデッキを除き、必ずと言って良いほど採用されています。中盤から終盤まで、戦略的に活用できるカードです。マナカーブ的にも使いやすいコスト帯です。

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5コスト以上は5枚を目安に

5コスト以上のカードを30枚中5枚投入した場合、5ターン目までに5コスト以上が手札に加わる確率は30%以上です。上限コストが貯まるまでに、高コストカードを引いていれば良いと割り切れるので、枚数が少なくても良いのです。

逆に、「霧の巨人」や「モササウルス」は盤面に出したターンは攻撃ができず、「前衛」も持っていないため、不利な状況下では盤面にさえ出せずに負ける場面も多いです。

ゲーム終盤までに、1~4コストカードでアドを稼ぎ、終盤で高コストカードを活用するという流れが、理想の展開と考えています。

マリガンも戦略的に活用

マリガンとは、初期手札の引き直しのことを言います。クリプトスペルズでは、マリガンがデフォルトで実装されていますので、運悪く手札3枚共に高コストとなっても、引き直しができるので安心です。

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手放した3枚のカードは、引き直し対象とならないため、初期手札には含まれませんが、4枚目に引く対象となります。

初心者にオススメの「マナカーブ」構成

30枚デッキ構成で、以下のマナカーブをオススメします。これは初期デッキの「マナカーブ」構成なのですが、2コストを頂点にバランス良く「マナカーブ」を描いているため、非常に使いやすいデッキに仕上がると思います。

  • 1コスト   : 4枚
  • 2コスト   : 10枚
  • 3コスト   : 6枚
  • 4コスト   : 6枚
  • 6コスト以上 : 2枚
  • 7コスト以上 : 2枚

この中に、3コストの「溶岩の魔神」、4コストの「ホルスの門番」、6コストの「疾走の竜騎士バロン」を、それぞれ2枚ずつ投入し、1コストの「フェンサー」「ゴブリン」「レッドゴブリン」を好みに投入して、あとは手持ちのカードと文明に応じたデッキ構築をすれば、良い勝負ができると思います。

カードゲームのコツはアドバンテージを確保すること

相手の盤面に大量のカードが展開されると、押し負けてしまいます。相手にアドバンテージを取られないようにしながら、アドを稼ぐ戦略が勝利のカードゲームのコツとなります。

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「フェンサー」や「竜騎士バロン」は、盤面に出すことで相手の低コストカードであれば除去が可能となりますし、「グリフィン」や「煌く一角獣」は即効を持っているので、アド交換が可能です。中盤に向け、「溶岩の魔神」「ホルスの門番」で防御を固め、高コストカードで相手を制圧する流れが初心者の勝ちパターンになると思います。

現環境では、カードの種類が少ないことから、最強デッキと言う概念がないため、まだまだ初心者でも勝てる環境です。負けても諦めずに研鑽を続けてみてください!

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